《コラム》広州恒大、2人の大物獲得から垣間見える思惑

aran.jpg

イメージ転載元UEFA.com
16日、広州恒大は現役セレソンFWグラールに続きザルツブルグFWアランを獲得した。

アランは昨シーズン、国内リーグで26得点を挙げ今季もここまでリーグ戦16試合9ゴール、ELでは得点ランクトップとなる8ゴールを記録していた。

まだ25歳と若く欧州4大リーグでのプレイも夢ではなかったとは思うが、移籍金が15億と高額で、年俸も公表こそされていないものの、おそらくザルツブルグ在籍時の2倍、もしくは3倍近くの額が支払われると思われる。

今回の立て続けの大型補強は昨年、連覇を懸けて挑んだACLがベスト8止まりだったこと、そして広州の筆頭株主である中国屈指のIT関連グループ、アリババのマーケティング要素が強い。

アリババは昨年の6月に筆頭株主になりジラルディーノやディアマンティ獲得など移籍市場の話題を幾つも生んできた。

元々PCで通販サイトを手掛けてきたアリババは近年、中国国内で急速に普及しているスマートフォン市場のユーザーを獲得しようと躍起になっており、アプリの動画共有サイトの株式を取得するなど娯楽分野に活路を見出そうとしている。

広州恒大の筆頭株主になったことも、サッカー人気の高まる中国国内の若年層を取り込む活動の一環というわけだ。


アジア屈指の戦力を誇る広州はこれからもアリババの資金力を後ろ盾に積極的なマーケティング活動を展開していくことは間違いなく、ACLの舞台でJクラブの脅威になる。

Jリーグは外資参入が規制されている以上資金力では叶わない。

そして有望な選手達の海外流出が避けられない以上、各クラブは若手育成、ユース
世代の監督の育成共に力を入れ、長期的目線で勝負すべきだ。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する