FC2ブログ


《コラム》 横一線でのスタートを強調し、世代交代を敢行したハリルホジッチ、コンセプトに掲げるは「全員攻撃・全員守備」

ハリルJAPAN
イメージ転載元sanspo.com


19日、ハリルホジッチは3月27日のチュニジア戦、31日のウズベキスタン戦に向けてのメンバーを発表した。各マスコミで取り上げられている通り、バックアッパー12名を含む43名を発表。

怪我が癒えてない長友や内田も召集されたが、顔合わせの意味合いが大きい。

代表待望論も多かった宇佐美が召集され遠藤が事実上引退勧告を受けるなど、若返りが急務とされる現代表で早くも手を打った形だ。


今回、ハリルホジッチ初陣に向け個人的見解から代表選出された選手達を大雑把ではあるが考察してみた。

FWの顔ぶれを見ると、代表の中心メンバーである本田や岡崎らに加え、ポストプレーに定評のある大迫、興梠、個人で仕掛けることのできる宇佐美、乾、武藤、DFの裏を取ることに長けた小林悠、永井と召集されたメンバーはそれぞれストロングポイントがはっきりしている。

ハリルホジッチがテストマッチ2試合でどういった組み合わせを選択するか非常に興味深い。


MFはザック時代からの常連組である長谷部、香川らに加え長期離脱を強いられていた山口蛍、新生日本代表で最も期待を寄せられている柴崎と比較的順当なメンバーが選出された印象だ。

しかし前述の通り遠藤が落選した。遠藤は公で代表引退を発表することはないと考えられるが、ハリルホジッチが重要視するスピード、運動量を考慮しても今後選出される可能性は低い。

中盤で個人的に注目したのはバックアップメンバーだ。

谷口、大森、米本、高萩らが召集されたが、初召集となった谷口、大森らは共に90年代生まれ。代表から長らく遠ざかっていた米本も同じでロシアW杯を意識した選出なのが読み取れる。

高萩は今シーズンからWシドニーでプレーしACLの舞台でも活躍するなど好調をキープしていることが要因だろう。
バックアップメンバーの4人共それぞれチームにアクセントをつける力がある選手達だけに今後の活躍を期待したい。

DFは何よりサプライズ選出された藤春に注目せざるを得ない。

藤春は超がつくほどの攻撃的サイドバックで特徴は快足を生かしたSBで、守備にまだまだ難が残るが三冠を達成した昨年から確実に自信を得ており26歳と伸び盛りでもある。

長友がこれまで不動の左SBとして君臨してきたが、藤春が出場した際印象的なパフォーマンスを見せることが出来れば一気にスタメン奪取しても不思議ではない。

その他、CBには昌子、水本とスピードに特徴を持つ選手を選出した。代表復帰を果たした槙野はCBとして選出されているがSBでの出場も可能なためマルチロールな能力が買われたと推測される。

GKにはこれまで通り川島、西川、東口が選出されたが、バックアップメンバーとして選出された権田もハリルホジッチが視察した試合で好セーブを連発しており、いずれメンバーに割って入りたいところだ。


ハリルホジッチは対戦相手によって戦術を変更して試合に挑むことが多い。言い方を変えれば勝利への近道を探って答えである戦術とメンバーを決める。

とはいえ、選手達に求める運動量、そしてスピードを軸とした「全員攻撃、全員守備」が信条なのは間違いなく、その上で攻撃的にも守備的にも振る舞えるチーム作りを手掛けるはずだ。


ハリルホジッチはこれまでの監督との違いをテストマッチのメンバー発表で早くも我々に見せた。


今回の選考で、日本の選手に戦術的幅を持たせることが可能なのか、日本らしいサッカーというこれまで抽象的言葉でしか表現されることのなかった日本代表の戦い方とは別に日本の選手達に合った戦術を具現化できるのかという不安。

遠藤を召集しないという簡単ではない決断を早々と下すなど、早くも自分のオリジナリティを出してきたハリルホジッチなら世代交代という難題を円滑に進めてくれるのではという期待感。


様々な思いが頭を巡るが、初お披露目となるチュニジア戦、ウズベキスタン戦に向けて、残されている時間は少ない。


来週の月曜から始まる代表のサバイバル合宿。横一線でスタートする状況で、ハリルホジッチの目に止まる選手は誰なのか。


新生ハリルJAPANの船出が始まろうとしている。




















レアルの中井卓大君のランダム動画
関連記事


他サイトのサッカー情報をチェック!

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する