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クロップが成し遂げた成功と人々を魅了する人間性

クロップ
イメージ転載元goal.com


先日、突如退任を発表したヨルゲン・クロップ。


彼は、05年に破産寸前に追い込まれたクラブを立て直すため08年に就任するとそこからわずか数年でブンデス2連覇を飾り、CLでも決勝まで駒を進めるなど、奇跡と言っても過言ではない偉業の立役者。


名将、勇将、知将、どの表現にも当てはまらない、いや当てはめようのない魅力を持つ監督だ。

お恥ずかしい話、香川のドルトムント入りが決定した際、ドイツ屈指の名門という認識はあれど、90年代に築いた黄金期を知るわけでもなく、むしろかつての名門というイメージの方が大きかった。


しかし、香川が移籍初年度で魅せた見事なパフォーマンスと共に、筆者はドルトムントのシステマチックかつ美しいフットボールの虜になるのにそう時間は掛からなかった。

おそらく、筆者と同じようなタイミングでドルトムントファンになった方々は多数いるはずだ。

ただ、香川がドルトムントで活躍したからファンになったのではない。

あの熱狂的なサポーターの応援に乗せられ、躍動する若い選手達、そして自チームがゴールを決めた際、まるでドルトムントサポーターの内の1人のようなはしゃぎっぷりをみせる監督の人間味溢れる姿。


自分がサッカーに興味をもった原点のようなものがそこにはあったのだ。


今回の退任発表を受けてドルトムントだけではなく以前所属していた選手達までもが、SNSを通じてクロップに餞別の言葉を述べ、感傷的になっている選手も数多くいた。


ファンのみならず、選手、スタッフに愛されるクロップの人柄が良く分かる出来事だ。


クロップの実績は多くの若手選手をスターダムに押し上げたことや、数多くのタイトルを獲得したことばかりではない。


何より大きな財産となったのはチーム哲学の構築だ。


それは素早い攻守の切り替えから生まれるショートカウンター。その代名詞とも言えるのが「ゲーゲンプレス」だ。


今や一般的となった「ゲーゲンプレス」この生みの親とも言えるクロップは現代サッカーにおいて戦術的観点で大きな革命を起こした。


残念なことに、タイトルレースに毎シーズン絡みながらも毎年主力選手を引き抜かれる“弱者”の立ち位置は覆せなかったが、それが余計にクロップの偉業を引き立たせる。


今シーズンは苦戦を強いられているがクラブ内、サポーター間で一度も解任論が噴出することはなかった。


チーム関係者、サポーター達は分かっていたのだ。クロップがどれだけ凄いことをこれまで成し遂げてきたのか。


色褪せることないこれまでのクロップとドルトムントの7年に及ぶ歩み。


クロップ退任が決まってからというもの各ビッグクラブがその動向を注視している。


最も信憑性が高そうなのは、無冠が現実味を帯びだしたマンCだが、彼なら尻すぼみ感の否めないチームを変革するのにもってこいの人材かもしれない。


新たな監督人生を歩むことを決断したヨルゲン・クロップを遠い極東から心からより応援したいと思う。









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